FISHES

  1. 夏至る、桶を片手に沢へ

    生ぬるい湿り気をおびた空気、そして日差し。昼間の作業から夜勤へ入る。生きものたちのリズムにあわせて活動しなければ成り立たないのだから、仕方ない。という…

  2. 丑三徘徊川海老さんど

    川原の色どりも多様に。自然の植物なのか、庭からこぼれついた花なのか、鮮やかなものも。咲いているのか、いないのか、小さくかざらない花が好み。6月です。…

  3. スタートでゴールな解禁日

    鮎の解禁日は「お祭り」だ。聴こえてはいたけれど、お祭りだなんて意識したことは特になく。釣れても釣れなくても竿を出す。でも、我が家では解禁日は必…

  4. 青ノロふわサラショートとガサザラロング

    増水からあっという間に減水。わりとクリアウォータ。夜に飛び交うはスカイフィッシュ…羽虫です。川の栄養で育って川…

  5. 時は刻々と、サイのヘッドボーンと…

    盆栽棚の楡欅にコケを。採取した大切な鹿沼土が流れ出さないように、適度な保水をと。種は不明だけれど、枝ぶりの好きな山の実生を採取してきては棚下に…

  6. サイホルモンのフレーバー

    サイの咽頭歯の興奮冷めないうちに。今日のとれたてをいただく。もちろんギョビール用の袋系は手間暇惜しまず丁寧に洗って乾燥。ただ今回は失敗、鰾をしぼませて…

  7. 那珂川の咽頭師

    ササ濁りで出たのがこんなにも美しいサイなもんだから…サクラを忘れてすっかりみいってしまった貴重な朝時間。黄金ボデーはヒット直後に水面を割って躍…

  8. Otolith Boot Camp

    きらりっとひかる鮎瀬肩にかたまって朝から必死でなめてます。もうそんな時期かと、早いなと…またしても追いつけない春です。遡上することをやめ、ここ…

  9. あれから10年、今日は最高の春遡日和

    あれから10年…あの日、那珂川にいた僕には、まさかきょうの今を想像できただろうか。その時、一緒に川で鮎を追っていた同僚たちは、おそらく今も魚た…

  10. 断続的に帯、発達は出水のあとに

    あれから帯は断続的ながら連日遡上。帯遡上は下流の落差所で停滞し、たまり、そして長い帯へと発達してくる。というのが持論。良好の兆しはいつまで続くのか…という不安…

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