AYU

鮎は鮭稚魚を越えて、栃木へ

2月28日茨城の那珂西にて初確認した天然鮎。

遡上臭を感じて那珂川へ

順調に遡上しているか…。
過去にまとめた遡上スピードのやつ。

【遡上スピードの懐疑的推定】ランナーズハイな那珂川の天然遡上アユ

1日あたり約3キロほどのスピードで遡上してきますので、もうすでに早いものは烏山を越えているだろうか…。

水温は十分です。

虫たちも多数ハッチ。
ヒゲナガ先生もちらほら羽化しているようす。

オイカワの幼魚もたくさん動き出しています。

そして2月中旬の観察からずっと、止まることなく、一歩一歩…
上流へと進む幼いモクズガニ。

陸からの観察でもその姿を確認することができます。
鮎の通る道があるならば、やはりモクズガニの通る道もあるようで、場所を外すとあまりみられない。
そしてのぼっている日とそうでない日がどうもある…。
これも鮎も同じか…。
きっとある程度の群れがあるのかな…

まだまだワクワクさんなことがたくさん詰まってますね水の世界。

そして驚きはサケ稚魚がちらほらいること。

順調に遡上しているとは思われますが、毎年ながら河川工事の泥濁りの影響もあったり。

配慮はしてくださってはいると思われますが、急な泥濁りは鮎の遡上を妨げます。

短時間で本流が真っ黒に。

河床の状況も例年になくよくなく…

ふわふわなグリーンも。

雪や雨も絡んでやや青白い濁りが長期化している状況。

ここ数年は2月中の遡上確認で、3月上旬にはここ栃木でも鮎の小さな塊が遡上通過するころ。
今年は先週の日曜に鮎かな?っといった煌きがありました。
やや遅い感じです。

チャラ瀬の泡立ち下にサケ稚魚たちはステイしながら流下してくる虫を捕食しています。
そんなステイ組を次々に追い越して遡上していくのが鮎です。

ステイすることなく、ビンビンとにかく上を目指します。

2月の鮎も小さかったですし、鮎の遡上もかなりばらけているようすなので、まだまだこれからだとは思いますが…
いろいろと心配。
今の状況からは何も想像できません。

引き続き、経過を観察していきたいと思います。

遡上臭を感じて那珂川へ前のページ

向こうと…こっちと次のページ

ピックアップ記事

  1. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息する戻りヤマメについて

  2. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息するサクラマスの生活史

  3. 【速報】那珂川天然遡上アユ初確認!!

関連記事

  1. AYU

    人はセガセガ、アユは一瀬一淵ゆっくりと

    3月ももうすぐ終わり。そして平成も。人間界は人事異動やらなん…

  2. AYU

    「Zacco茶漬」からの「Ayu茶漬」

    お盆前のトライ。夏の暑さにやられては…暴飲暴食の日々。胃腸の…

  3. AYU

    流星群のごとく、重圧い流れを越えてゆく

    4月にはいっていい雨。やっと。https://riverli…

  4. FISHES

    ニゴ~イル煮、そしてバカゾウを

    随分と前の食卓です。こうして、川の魚を食卓にのぼらせる…いや遡上させ…

  5. FISHES

    僕らの…それは誰かの

    秋のことになりますが、茨城の鮎の産卵場を覗きにいってみました。遅い時…

  6. AYU

    那珂川アユ解禁2020~大量遡上天然アユで満たされる川~

    2020年6月1日、北関東のアユ河川「那珂川」でアユが解禁しました。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. ACCESSORY

    【天照鱒】~那珂川の流木鱒~
  2. HANDMADE WORKS

    ♪Some 染め~♪那珂川流域産ランディングネット
  3. ACCESSORY

    思出鱒の黒鱒化と微笑鱒…そしてOtolith in
  4. AYU

    記録3.6m(追風1.0m)~那珂川鮎釣り~
  5. LIFE

    彫る・撮る・漁る日々
PAGE TOP