HANDMADE WORKS

草木染、そして新素材

春は急速にすすだように思います。
遅れていたはずが一気に。

三光ちゃんは5/1で1週間ほどはやく。
キビタキは4/27繁殖行動。

サシバの交尾にカラスの交尾と今年はいろいろみれました。

そして伸びが速かった茶。
もう何年目?5年目でしょうか。

最高の緑茶と紅茶にしあがりました。

で、今までなにげなく存在していたけど土手の蒟蒻。
毎年花を咲かせます。
動物の死臭というか、ヒサカキの花の匂いのような…。
ハエがたくさん来ていて、見慣れない虫たちが花の中に落ちて出られなくなっているような感じ。

どのような経緯で食用としたのか。
その歴史は縄文時代に遡るらしいです。

棒のところから細かな水滴のようなエキスが。
握ってみたら大変手がくさい。

蜂の仲間でしょうか。
ハエや蜂が受粉の手助けをするのでしょうか。

これは?近くにもう一本の花が咲いたのでうまく受粉したか…。
どうやら実をつけるらしい。
見てみたいですね~。

染め仕事のほうは、今年は蕨灰汁。

たんぱく処理とかしてませんので、仕上がりはうすい?
いずれ豆乳とかじゃなくて、川系のもの(収集中)でたんぱく処理を試してみたいと思います。

洗うともっと淡い色に。微かに蕨を感じる緑になってます。

蕗も。

灰汁で一気に発色。
洗うとだいぶ薄くなり、淡い黄色に。
蕨も蕗も仕上がりの写真はなし・・・

恒例の団子。
新素材です。

数日放置した蕗汁にコロニー。
きれいです。新素材。

ちなみにこれは冬に仕込んだ竹煮汁で染めたもの。
鉄媒染してますが、やや緑感もあるような、基本はうすい灰色です。

綿でも生地の密度で染まり方が違うようです。

せっかくなので…

総竹裁縫道具入れの針刺し部分に竹汁染めの布をあわせて。

だいぶこだわったものになりました。
かわいい。

ついでに過去の染めのやつの思い出を引っ張り出し。

おんこくさいの野冒

さらにこちらの先生。

泥蜂先生。

せっかく仕立てていた竹筒に片っ端から泥の超大作を形成。
大変恐縮ではありますが、取り除かせていいただき…
花粉がたっぷりとふくまれていて、とても良い香り。

大切に大切に取り除いて乾燥。

粉状に…これまた新素材。

これは天然か人工か。

新素材になるか?
かなりいいテクスチャ。こんな器をいつかつくりたい。

14年前の抹茶碗。

意図して全部割ってしまったけれど、改めて出してきて洗ってみる。

沢粘土と道具土で製作。
釉薬は市販のものを当時使っていて、そこに砂とかをかけていた。

新素材となるか、置いといてもいいかも。

さらに新素材。
木の葉の化石。
シダ系か?

これもだいぶ昔に山でひっくり返した石からたまたまでて、思い出していってみるとやはりあった。

何層も重なっていて、モミジ風なのも。

新素材です。

全然関係ないですけで、岡本太郎っぽいネギ、載せておきます。

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