3月にアユの初遡上を確認してから早くも9月。もう、産卵の時期。シーズンも実質あと1ヶ月がいいところ。
今年、全くアユ釣ってません。いつも大して釣ってませんが、過去最低記録更新かもしれません。
20年前頃からつけている父親のアユ釣りの定点観測記録から傾向をみると、ここらでは9月に入ってからの大釣りはあまり期待できないような感じです。まあ、わかりませんからね野生は。
那珂川の支流では、先週あたりから大型アユが群れでハミ降りしてます。バンバン降りてきていて、この川から大型がどんどん消えてます。この大型の個体は早期遡上のアユです。早く遡上してきたので早く降り産卵にはいるのでしょう。順調にいけば、この子たちの子が再び早期遡上の個体になるのですよね。
本流はどうなのでしょうね。
しかし、秋ですね~。風もひややかです。
夏の天然遡上アユ
7月下旬、那珂川下流域。河口から30kmあたり。
遡上アユの群れがハミながら岸際をのぼっていました。増水後で本流にできた分流には体調悪くして死んだのか、ニゴイとともにアユが沈んでいました。
...それとも網でしょうか。
ニゴイもこうしてみると、とてもかわいいですね。
耳石をみて孵化日を推定したかったところですがまとまった数もいないので。この時期の遡上群はいつ生まれなのでしょうか。気になります。
那珂川の春の遡上アユの孵化日を複数年調べてみると、8月から1月生まれが存在します。メインは10月から11月。
今回の夏遡上アユは単純に考えて遅生まれの群なのでしょうね。しかし、夏に孵化して海へ流下する個体がいる一方、時を同じくして海から遡上してくる個体もいる。同じアユでもこれだけ生活史に違いがある、なんとも不思議ですね。
このバリエーションの豊かさが那珂川でアユが絶えない理由のひとつなのでしょうか。
しかし、まぁ~この夏遡上アユはこのあとどんな生活を送るのでしょうか。小型で成熟して産卵ピークの10~11月に繁殖に関わる?それとも成長の遅れにより成熟が遅くなり、遅くに産卵するのか?
アユが多い年は11月でも15cmに満たない小型で卵を抱えていますから、、、どうなのでしょうね。
本当に興味はつきません。
友釣りシーズンもあとわずか。悔いのないよう楽しみたいですね。
今年は遡上が早かったものの、釣れるアユのサイズが大きいことから数はあまりいないようです。数よりサイズ狙いですかね。自己記録更新目指して頑張りたいです。
*ちなみに、トップ画像の魚はアユではなく、確かカワムツです。
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