AYU

【那珂川めし】干す焼く茶漬る…そして煮る

前回の那珂川めし。

めちゃうまだった茶漬けたち。

あわせておさえておきたい鮎料理。

干す

先ほどまで生きていたフレッシュな鮎を背開きに。

フレッシュな鮎の身はぷりぷりピカピカな艶。

表面の方はこんな感じ。

そしたら、塩水(水200mlに対して塩大さじ1)に30分ほどつけて…

(塩水の量は鮎の量によって変えればOK)

夏の天日を利用して3~4時間ほど干す。

表面の水分が飛んでこんな感じに干ささりました。

身の表面に浮かぶ脂よ…

透き通った身よ…

うまそうに干せました。

表面…まるで生きているときのような色合いがあります。

干されてもなお美しい…さすが鮎

焼く

水分が天日で適度に抜けていますので、身がしまっていてぷりぷり。
味はちょっとやや塩気が濃い目でしたが味も濃かったです。

そして…

茶漬る

もちろんお茶は自家製。

凝集された鮎のうまみ。
ぷりぷりの身を茶米でほぐしていただきます。

大変おいしかったです。

前回の塩焼きの鮎をのせた茶漬けのほうが、僕は好みでした。

まだおわりません・・・

煮る

新鮮な…

つやつやな…

淡い輝きをはなつ…

そんな鮎を・・・水で煮る。

脂が舞います。

味噌を加えれば完成。

鮎の味噌汁

味付けは水、鮎、味噌のみ。

たとえるならば、アサリの味噌汁に近い味。

一晩湧水かけ流しで飼ってフンだししたこともあって、内臓もぷりぷり。
もちろん身もほろほろふかふか。
程よい弾力というか崩れそうで崩れない絶妙な触感というか…。

朝一番に胃袋に入れたい「おはよう」の一杯にしたい味。

もちろん、塩焼きも最高ですが、様々な食べ方を楽しめるのが鮎。

いま、こうして手を伸ばせばなんとか手に入れることができる鮎ですが、どんどんとれる量も減ってくることでしょう。
気候の問題もありますが、身近な環境や自分たちの生活も大きく関係していると思います。
もちろん人間による漁獲圧も。

これからの川魚との付き合い方とは。
少しずつですが自分が思い描くビジョンにつなげられるように着実に活動を進めていきたいと思います。

「Zacco茶漬」からの「Ayu茶漬」前のページ

鮎の利き口~那珂川終盤~次のページ

ピックアップ記事

  1. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息する戻りヤマメについて
  2. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息するサクラマスの生活史
  3. 【速報】那珂川天然遡上アユ初確認!!

関連記事

  1. AYU

    遡上臭を感じて那珂川へ

    2月下旬大潮、ウグイス初鳴。そろそろだろうかと…結構季節のたよりまか…

  2. AYU

    天然あゆこパスタ【那珂川の味】

    秋ですね。渋柿がたくさんなってます。念願の柿渋も今年はタイミング逃さ…

  3. LIFE

    それを知れば知るほどに…

    一度の人生、やりたくないことやってる暇なんてない。どこかで聞いたフレ…

  4. LIFE

    故郷の川をおもう

    広葉樹の森から流れる沢が無数にあってカジカやホトケドジョウ、遡上系の…

  5. AYU

    【速報2020年初】那珂川天然アユ遡上確認!!

    那珂川天然遡上アユ調査。茨城県那珂西大橋下流…右岸。遡上アユ…

  6. AYU

    まるで盛夏の落雷のような

    那珂川の鮎事情。ことしは色々なことがありました。そして「友釣…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

LATEST ARTICLES

  1. ACCESSORY

    【Bambrooch】那珂川水系のさかなたち+
  2. AYU

    カワウ襲来~那珂川遡上アユを捕食!?~
  3. AYU

    鮎よさげなかんじ
  4. AYU

    あの日僕らは別々の場所で同じ鮎を見た
  5. THE OTHERS

    那珂川のアユと御前山ダムのカワウ
PAGE TOP