終わりましたね。
2020年シーズン。
那珂川の鮎釣り…友釣り。
もはやシャギーやウ~への敵意みたいなもんは…
ない気がする…これはシーズンが終わったためかどうかはわからない。
いることに慣れたわけではないけれど、川に彼らが先にいたら…
わ~、先こされた~、どこはいろ~↓
ってな具合。
もはや釣り師としての位置づけに僕のなかではなっているのかもしれない…
いや、深刻ですからね、先に川にポイントに入られってしまっては…
釣れませんから。
でも川に僕だって立たなきゃいけないし、鮎釣らなきゃいけないですから必死です。
そんな?2020年鮎シーズンを振り返ります。
そういえば…
自分は挿し芽で増やせない…だから時速5尾以上は保ちたい
~那珂川の鮎友釣り~
そう、こんなことを解禁当初かいてまして、目標を定め、自分にはっぱかけるように…そして、記録付けてたんです。
惨敗の2020年シーズン
サブタイトル通りの結果でございます。
そもそも、那珂川解禁初期は長梅雨で水が高く、ノロぎれもあって釣り自体ができなかったこともありますが…僕のメインフィールドの下流域は今年も安定の釣れない川だったと思います。
あまりごちゃごちゃ書いてもきりがないので簡潔にまとめます。
- 92.1%下流域釣行
- 3.8時間/日
- 3.96尾/時間
目標を大きく下回りました。
単純に1日あたりの平均釣果は上の数値から出せちゃいますが、実数は恥ずかしいのでだせません。
時速4尾とは15分に1尾ペースですから、かなり時間を持て余しています。
その時間やるべきことをやったかといえば、ん~。
結構待ってしまっていたように思います。
当初計画にある一定の時速を下回ったら移動…などもできたのですが、状況が変わるかも?などの期待もあってやはり待ってしまいました。
その辺の決断が来年は大きな課題でしょうか。
そして身切れ…
こればかりはどうも…対処できなかった…
取り込みに時間をかけすぎているのかとも思って急げば身切れたり…
慎重に!ってやってると、もう少しのところで身切れたり…
かかりどころが悪くなるセッチング…状況を読めていない…
釣る方々は、釣りの最中に考えていることの次元が違うのだと思います。
僕には想像もつかないうな別次元の予測をして読んでアイデアがあって…
水の中の鮎の動きや仕掛けの具合…かかってくる鮎の動きまでも。
そうとうな経験と、対処パターンを持っている。
僕からしたら「鮎の妄想家」。
僕もそうなりたい。
釣りがうまくなりたい。
そして、イイ鮎を釣りたい。
話をかえて…
天然鮎99.3%
友釣りで釣った鮎の天然率です。
さすが天然遡上の那珂川です。
これまでもそうでしたが、下流では天然が釣れなくなったタイミングでいきなり放流鮎が釣れたりします。
下流は石も少なくのっぺり底流れの強い瀬が多いですが、天然鮎が食みあがってきてかかるタイミングが終わると、ちょっとした石の裏のヨレのようなところで放流がかかるようなイメージを持っています。
釣れなくなると普段釣らない場所を探ったり、釣れないので囮も弱って、流れのヨレのような場所へ入りやすくもなる…そんな場所には放流がいるので放流がぽつんとかかる…そんな感じなんでしょう。
下流域は放流鮎自体が天然鮎に比べて非常に少ないですから、釣れないタイミングで放流鮎がきても意外と次の釣りにはつながりにくいです。
そして、どうしてもそんなときに掛かる放流鮎は姿かたちが良くないです。
囮として泳がすことも難しい個体もいます。
こういう意味では那珂川本流下流域での放流鮎の存在意義というのは…
どうも薄れてしまいます。
そもそも、放流鮎というのはどれほど下流域でニーズがあるのでしょうか。
気づけば天然鮎の豊富さの話ではなく、放流鮎メインになってしまいましたね。
・・・
デカ鮎は9月下旬
釣った鮎の重さを測った釣行回のみのデータにはなりますが、平均して一番サイズの良い鮎が掛かった時期は9月下旬でした。
早期産卵群でしょうか。
早稲というそうですが、早稲でしょうかね。
今年は長梅雨で鮎の成長が遅れ、産卵も遅れた可能性もありますから、例年より遅い早稲ですかね?
そういえば鮎の産卵状況を撮影に行ったときに、鮭漁師の方から教えていただいたのですが…
早稲の産卵場所はほかとは違う
僕はあまり想像できなかったのですが、話をきいて、見てみたいなと純粋に思いました。ぞわぞわしたんですよね。
早稲の産卵を撮影できたら面白いぞ!!
っておっしゃってました…あ~撮影したい。いつか。
友釣り鮎はデカい
7~9月の期間中の友釣りと投網の比較です。
当然といえば当然なのでしょうが、友釣りで漁獲した鮎はデカい。
必ずしも同じ場所、同じ時間帯とはいきませんが、友はデカい。
友釣りで獲れる鮎というのは、基本的に闘争心というかノッてる鮎が多い。
ノッてる鮎とは元気な健康体の鮎なわけです。デカくもなる。
いい流れの中でいいノロを食んで、またいいノロはえるからそこを食んで…
好循環に置かれている鮎なわけです。
味もよくなる。
鮎が作り出したともいえる好環境で好循環にはまっている高コンディションの天然鮎を掛ける…循環の釣り友釣り。
イイ鮎。
投網でも時期や場所、時間帯、タイミングを見極める腕があればきっと友鮎のようなイイ鮎が獲れるのだと思う…
そうはいっても、友釣りでしか獲れないイイ鮎というのがいる…。
これは間違いない。
那珂川という川の味。
それを象徴するのが那珂川の友鮎の味。
いろんな川のそれぞれのおいしい鮎があるわけですが、那珂川の鮎の味はオンリーワン。
那珂川の中でもイイ鮎を獲りたい。
来年もやはり友釣りにこだわってみたい。
データを整理して、来年のテーマが少しずつ見えてきたような…
気がする。
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