那珂川水系の材料でつくったランディングネット…
【RED UNEARCH】(レッドウネーチ)
↑HANDMADE WORKSからも詳細画像を見られます。
赤いうねうねした木目が特徴なので…うねーち。
ようやく完成。
なんとか那珂川水系の形を保っている…。
それぞれの材はかつてどこで何をしていたのか?何をみていたのか?
そのバックグラウンドを想像するだけで怖いというか、恐ろしい…
一方でムズムズする…感覚もあるような。何なんでしょうか。
魚もそうですが、よく観察すると生態のほんの一部分…いや一瞬にすぎないのでしょうが彼らのことが少しだけ見えてくる…。
いや違いますね、見えくるではなく、ただ見えている、だけなのでしょうが、そこから僕の知らない彼らの別な時間とか空間とかが次々と想像されるのです。
そうなると、すごく1匹の存在というか、それは命としてなのか、とても重々しく感じてくるんです。
魚だけでなく、こうしたこの水系の材も同じ感覚でしょうか。
それぞれの履歴はそう単純ではなく、とにかく複雑にいろんなことが絡み合って今、その状況で、その形で、その状態で…存在している。
自身が手に取ることも偶然ではないんかな?なんてことも思います。
そう考えると、とても価値あるものです。
この那珂川水系に存在するもの同士が自然界ではミスマッチなのかもしれませんが、こうして道具として勝手ながらマッチングさせられて…1つのものに。
なんかしっくりくる…
心地よい…
そんな感じのものが、那珂川水系によって形づくられたもので作ることができたらいいなと思います。
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