鮎のぼる時期。

青々しくなる草木に気になるのは…

虫瘤。こちらはヨモギです。

そして、欅。
欅にも実がなるんかや?ってよく見たら虫瘤でぞわっと…。

そんな今宵は…GW。
今年はやや水は冷たいのか、魚たちの活動もやや停滞気味な気がしています。
寒い日も多いですが、お茶の葉はけっこう伸びてしまって、八十八夜も過ぎての茶摘みとなった2022。

今年で3年目となるお茶づくり。
ただ家にむかしからあるお茶の木の新芽を摘んでつくるだけなのですが、その味わいというか、自分たちでお茶にして飲むというのが、いい。
昨年の記事です。
GWで30℃近い暑さだったのですね。
何かをしたいと思ったときに、手の届くところに、そこにすでに、すぐにある、というのは…
とてもありがたいこと。
おそらくは昔は当たり前の行事であったであろう茶摘み。
今もまさか楽しんでいるとは思っておられるであろうか。

ちびっ子たちと摘んだ葉。

熱を加えたり、もんだりして仕立てていく。

昨年は僕がすべてを行いましたが、今年は妻が。
玄人感のある出で立ちに見えますが、ただのパジャマです。

もみすすめると、こんなにも粘り気というか、ペタ感がでてきます。

この時点ですでにいい香りですが、フレッシュなんで青臭さもあります。

そして乾くと、こんな感じに。
このまま口に含むと苦いですが…お茶をいれると…

やや薄めですが、しっかりとした味があります。

きれいですよね。

那珂川流域の味わいです。

ちなみにもっと濃く入れて飲んでいますが、すっきりです。

毎朝お茶を入れて、水筒にいれて持って行っています。
那珂川で鮎を見ながら、木を彫りながら、自分で仕立てた自分ちのお茶を飲む。
昔のあたりまえは、今では贅沢…
そう言えるかもしれませんが、これからはまた当たり前にしていきたいなと思いました。

ちなみに、これは自分が昔に焼いた湯呑です。
謎の赤がよくないすか?

一見汚らしいですが、よくないすか?

こまか~いぽつぽつとか、その密度の違いとか、淡い複雑な色味とか…
よくないすか?

このあたりのマーブル感、よくないすか?

僕にはネッシーに見えるんですが、こんなのもよくないすか?

灰がかぶってとけて薄らガラスってんすけど、そこに気泡はいってんですよね。
なんかよくないすか?

ふちまわりとかも。

丸みをおびてて、硬いんすけど柔らかそうで…。

なんかよくないすか?

内側とか…これ…

縞々。

赤みをおびた縞々なんですよね。

底のほうにも細かな縞々があります。

シマヨシノボリの縞模様にみえますでしょ。
特に本土のシマヨシノボリではなくて、琉球列島のやつ。
縞々が太いんですよね。
「琉球縞葦湯呑」
そう命名します。
全体的には汚らしい仕上がりなんですが、部分部分にイイ感じなところがあります。
そんな湯呑なんです。
気に入っています。
そして今回は、こちらもご用意。

緑茶と…

紅茶

緑茶と…

紅茶

紅茶はほんと紅茶の匂いがします。
かじってみると…
シフォンにいれてーなと、思いました。

ほんと紅茶です。
色々と味わえます。
魅力。
身近にまだまだありますね。
探したいです。
さっ!
久々におっさんのシフォン、焼いちゃおうかな。
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