AYU

那珂川のアユは僕を帰らせない

朝霧、秋近し。

台風がくる前に鮎釣りをしなくては。

囮3尾購入して中流域へ。

大型の潜む場所

以前、かかった瞬間に対岸へ猛スピードで走られて、何の抵抗もできずに切られた、、、、という夢のある場所へ。

下の魚はその場所で友人が釣ったアユ。釣行前日は大物がくるんじゃないかとソワソワして寝れなかったという。やはりいましたね。

ちなみに僕がかけて切られたのはこのアユではありません。

のど仏のある囮

実はこの日、昼までやって天然1尾。午後はこの1尾がなんとか状況を変えてくれたのですが、原因の1つが囮。囮選びに失敗したんです。囮屋さんに人が多かったので、ゆっくり囮選ぶのも悪い気がして、なんかプレッシャー感じて、ささっと元気そうなのをチョイスしたんです。でもこれが悪かったんですね。

痩せこけているし、病気だし、鰓蓋、、、、、

っつーか鰓!?ウーパールーパー、、、

のど仏あるし。

のど仏はあってもいいですが、鰓蓋は絶対あったほうがいいです。ちゃんと選ばないといけませんね、おとり。

開始早々、泳がない、、、、1尾目は5分でルアー化。3尾まわして、本当に何もできないので帰ろうと思いました。

その時です。来るんですね、ちゃんと天然が。あ~、仏様~のど仏様~!アユは人を見てるんですね。でも、結局午前中はこの1尾のみ。

瀬釣り 点より線より面

午後は対岸の瀬をやることに。深瀬でなければ囮は引けるかなと。これが正解。2時までに4~5尾追加できたんです。遅めし食べて3時過ぎに対岸の瀬を狙うと、夕暮れまでぽつぽつかかって、今年一番の釣果。サイズもまあまあ。

僕はトロ場で泳がせができません。すぐに囮を弱らせてしまいます。この日も深瀬的な場所ではなく浅瀬に入りました。錘をつけて瀬を泳がせる。石があって流れがモコってなっていればその辺に囮を置く。あとは縦のラインを泳がせる。点と線で釣るイメージです。かなり適当です。

夕暮れからは、錘を重くして、竿を完全に寝かせて下竿から引きました。これも正解でした。点でも線でもなく面で探れたから追加できたと思います。初めてやった引き釣り。あたりも最高。今後、多用しそうです。収穫あり。

しかし、今年、50尾も釣ったのかな~。収穫なし。過去最低の釣果になりそうな予感です。

15尾/時間で一日中釣れ続けないと満足しない体になってます。友釣りのあたりを体験できるおもちゃでも開発されないかな~。

今度はもっと下流で200gオーバーのアユを目指して頑張ります。

川をきる前のページ

ランディングネット 草木泥染め次のページ

ピックアップ記事

  1. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息する戻りヤマメについて

  2. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息するサクラマスの生活史

  3. 【速報】那珂川天然遡上アユ初確認!!

関連記事

  1. AYU

    【妄想生態】それは陸封以前からもちえたもの

    何の話かといいますと、鮎の産卵のことです。鮎は海と川を行き来する両側…

  2. FISHES

    モクズガニの藻彩な腕毛針

    フライフィッシング。ほぼ経験がないフライフィッシング。10年前に1度…

  3. AYU

    台風19号が那珂川水系に運んできた「ふっかふかなお布団」~アユとシロザケの産卵床~

    時季外れに咲くハナカイドウ。秋深まる中、台風19号が過ぎ去っ…

  4. FISHES

    あいはぶ かんさつ 肥料袋

    「何釣ってんだい? 鑑札持ってっかい?」これまでに何度聞かれ…

  5. AYU

    人はセガセガ、アユは一瀬一淵ゆっくりと

    3月ももうすぐ終わり。そして平成も。人間界は人事異動やらなん…

  6. AYU

    失わない逞しさ鮎の塩焼き

    まるで産卵しているかのような焼き上がりとなりました。焼かれても逞しさは…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. AYU

    あの日僕らは別々の場所で同じ鮎を見た
  2. ACCESSORY

    那珂川生まれの装身具
  3. MASU

    那珂川サクラマス―平成最後の釣行―
  4. LIFE

    故郷の川をおもう
  5. AYU

    鮎よさげなかんじ
PAGE TOP