ランディングネットの材に。





貝かな?土器かな?メノウかな?…



どのような理由でできる模様なのか。根のあたりだったのか…。

腐食部なのか黒縁の橙が美しい。


削りすぎるとなくなっちゃうこともしばしば。



イノシシなのか土砂なのか…削り取られた表皮がなんともいえない。


地味な作業ですが、ランディングネットのデザインを決める大事な部分。色々なイメージが湧いて楽しいところでもあります。


だから切り方次第で見逃すことになったり…気づかない杢もあると思うとなかなか切り進まない…。
外からでも中の状態や模様が見えるように、予測できるようになったら良いです。
しかし、那珂川水系…美しいものであふれています。
こんなところにも…

ちびっ子に「お父さんみて!!鮎がのぼってる!!」と言われ…「あそこあそこ!!」と言われてもいったい何を指しているのかさえ理解できない…わからない…気づかない。

川の水面に反射した光が、橋の裏を照らしている…風で揺らめく竹の葉の影が…まるで途切れなく遡上する鮎の群れ、そのものだった…。
気づくかどうか…いや、気づいたとしてもそういう視点で見ないから事実を素直に見たまま理解して終わりな気がする…。
ちびっ子にはいつもびっくりさせられるとともに、ハッとさせられる…。
見てるけど見えてないものというのもたくさんあるのですね。
ちびっこよ、ずっとそのままでいておくれ。
天気が悪くて外に行けないときはちびっ子とお絵かきがベスト。
一緒に魚の絵を描こうと誘って、ルアーデザインを考える。
大人には見えてない、たくさんの“もの”なのかどうかはわからないけれど…
たくさんのアイデアの種をばらまいてくれます。

これでルアーをつくりたい…。
この記事へのコメントはありません。