HANDMADE WORKS

【黙目杢】那珂川がつくりだすもの~見えてないもの~

ランディングネットの材に。

もくもくしています。
細か~な斑点が連なっていたり…。
カエデの類でしょうか…。
青あるいは灰色系の色も交じっていたり…。
裂け目も多いですが、凹に凸レーションしがいがあります。
貝かな?土器かな?メノウかな?…
水系産のこの材、なかなか歪んでます。
この面はかなりのもくもくです。
木の表面の波模様。これも生かしたい。
どのような理由でできる模様なのか。根のあたりだったのか…。
ベースは白系ですが、黒緑の細かい線がたくさん入っているような感じ…
腐食部なのか黒縁の橙が美しい。
黒緑色の瘤に白のもくもく…うねうね。
まだ荒削りの段階ですが生かしたい部分を残すための形図作りがなかなか難しい。
削りすぎるとなくなっちゃうこともしばしば。
大きなうねうね。なかなか柔らかい材。軽い。
フレームは真竹や孟宗竹を。
前に切り出しておいた真竹。
イノシシなのか土砂なのか…削り取られた表皮がなんともいえない。
曲げの際に消えなければよいのだが…。
十分に乾燥させた竹フレームをカンナで削って…それぞれのランディングネットのハンドルに合わせて幅、厚み、長さを決めていきます。
地味な作業ですが、ランディングネットのデザインを決める大事な部分。色々なイメージが湧いて楽しいところでもあります。
どんな模様を見せてくれるのか…。
どうきろうか…。そこには最高の模様があるのに外からでは見えない…
だから切り方次第で見逃すことになったり…気づかない杢もあると思うとなかなか切り進まない…。
外からでも中の状態や模様が見えるように、予測できるようになったら良いです。
しかし、那珂川水系…美しいものであふれています。

こんなところにも…

舟の上にて。
ちびっ子に「お父さんみて!!鮎がのぼってる!!」と言われ…「あそこあそこ!!」と言われてもいったい何を指しているのかさえ理解できない…わからない…気づかない。
ようやくわかった遡上鮎。
川の水面に反射した光が、橋の裏を照らしている…風で揺らめく竹の葉の影が…まるで途切れなく遡上する鮎の群れ、そのものだった…。
気づくかどうか…いや、気づいたとしてもそういう視点で見ないから事実を素直に見たまま理解して終わりな気がする…。
ちびっ子にはいつもびっくりさせられるとともに、ハッとさせられる…。
見てるけど見えてないものというのもたくさんあるのですね。

ちびっこよ、ずっとそのままでいておくれ。

天気が悪くて外に行けないときはちびっ子とお絵かきがベスト。
一緒に魚の絵を描こうと誘って、ルアーデザインを考える。

大人には見えてない、たくさんの“もの”なのかどうかはわからないけれど…
たくさんのアイデアの種をばらまいてくれます。

Japanese Freshwater Fish?

これでルアーをつくりたい…。

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