流域の泥師、泥蜂融越先生のこつぼも…。

小花器も…。

石と泥を主としながらも、なんというさまよ。
焼きもせず、なぜに崩れん。
謎多き技法に、僕のまわりは、あふれかえっています。

川で僕が探すのは、鮎のハミアトではない。

そう、石そのもの。

石は水にひたしたり、濡らしたりするとより鮮明に。

専用の石鉢なるものを設けて、ときおり石をかえてはしばらく眺める…。

眺めているうちに、細かな色彩や模様…さらには
異質なもの同士が隣り合うその境界線に意識が向いていく。

そこに不自然さは感じられず、スッっと入ってくる。

製作で自分自身が目指すのは、この石におけるその自然な境界線のようなもの。
なのかもしれない…。
自分でも何をいっているのか、わかりません。

これは石ではありません。
流域に存在していることはだいぶ昔から知ってはいましたが、手にしたいと思うようになったのはごく最近のことです。
石でもない、木でもない、陶器でもない。

色彩や形、質感は石や陶器のようですが、重さ、においは全くのべつもの。
似ているようで似ていない異なるものですが、その境界線は意外にもあいまいです。

境界線です。

珪化木、年輪の境界線です。

油系のガスにむされたであろう瑪瑙。スモーキーな感じです。
人生初のスモーキー系で気に入っています。

これは地衣類でしょうか。
石との境界線。

これは焼かれた瑪瑙のような雰囲気がありましたが、どこか異質な感じで…。
はじめは恐竜の赤ちゃんの化石ではなかろうかと興奮したものです。
触ってはじめて石ではないことがわかりました。
たいへん気に入っています。

これは縄文焼瑪瑙と思われますが、先ほどのものとも近い雰囲気があります。

これは、石ではあるとは思いますが、人工物と考えています。

玉髄というのか。

那珂川の造形物。金精様。
シリーズとして集めてます。

キャラメル系とか。

チョコレートに金箔か。いや化石系か。

砂泥系か、詳しいくはしりもしませんが、なんかいいななやつ。

そして緑色瑪瑙。

矢じりに加工してたであろう石。

僕が焼いたやつ。

鱒石。

象形石。

放射褐鉄石。

複色石鏃加工石。

うねーち。

黄紫毛細滑石。

砂瑪瑙。

ゆきの宿石。

等高瑪瑙。

クリスタライズ。

混沌。
いつかまた、つづきます。
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