田植えの時期。
どうしても那珂川水系は濁りがとれません。
泥が田んぼから流れて川は真茶色。
アユの遡上や放流の時期ですが川の石は泥かぶり。
アユやサクラマスなどにとってはきっと好きじゃない川のコンディション。
でも、ヌルヌルな方々はわりと好きなのか、平気じゃないけど、やってけてるのか。
活動的なおさかなさんもいらっしゃいます。
濁りのヌメリ御三家
ヌルヌルぬめり、濁りといえば、ナマズ、ウナギ、ギバチでしょうか。
最近じゃめっきりギバチは釣れなくなりましたね。
過去の記憶では、増水した後の濁りの中、真昼間に40cmクラス!?のギバチを釣りました。
もう20年以上前だと思います。
そんな中、ずっとコンスタントにいるのがナマズ。
ナマズを示すキーワードと言えば…
〇ぬめり
〇髭
〇迷彩
ざらざらの歯も特徴的でしょうか。
瞳もきれいです。
鼻の孔はでかい。
けど、ウナギと違って突き出てはいません。
白い点々は感覚器官?
いたるところにあります。
そして体中にある歯形。
繁殖行動でついた歯形なのか、喧嘩なのか。
はっきりとした歯形以外にもいたるところに歯でついたであろう傷がありました。
扁桃腺。
コクチバスと同じく腫れてますね。
獲物を吸い込んだら、喉の扁桃腺のような歯で獲物を揉み込むように胃の中へ送っていきます。体感したい方は指をいれてみると良いです。
私はコクチバスでしかやったことがありませんが。
そういえば、獲物は大きなものに限らないようです。写真を撮り忘れましたが、トップ写真のナマズはカジカガエルの卵をたくさん吐きました。岸際を遊泳して卵塊をもくらうのですね。栄養満点そうですものね。
っと……。
ちびっこたちと観察していたら、ナマズのいろんなことに気づくことができました。でも、その機能、役割、ナマズの生態についてはちゃんと調べないとわかりません。
とにかくユニークな魚。
僕は好きですね。
観察は続きます。
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