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那珂川水系原産イノシシをフィッシングツールへ~トシタカからサンへの贈り物~

記事を書くとすれば、イノシシ年の2019年中でしたが、病気やらで書けず。
2020年になってしまいました。

年末にニンニクとともに焼いた鶏肉。
焦げ目がついたところで裏返すと・・・・・
ちょうどなところにニンニクがついて・・・・
イノシシ?ウリボウ?・・・・マス??まさかね。

なにかの暗示でしょうか。
こんなところで運を使ってしまうから、サクラマスもアユも釣れないんです。
運で釣りするのが僕のスタイルなのに。

タイトルのとおり、那珂川水系ではイノシシ、イノシシ、イノシシ・・・・
とにかくイノシシが出ます。
茨城県内の生息数は約16000~64000頭と推定され、ここ最近では、毎年6000頭ほどが捕獲されているようです。すごい数ですね。どんどん増えているので、捕獲する上限を撤廃してどんどんとっていかなければ、イノシシの数を減らせない。といった状況のようです。
まさに栃木県のカワウと同じ状況。
また、茨城県のイノシシの分布をみても、やはり那珂川筋に多いようで、これは川に面した八溝山系の里山の環境が効いているもよう。畑に出てきて餌を食べては、山に帰りやすい、ということなのでしょうか。

畑や土手、空き地、、、、土がひっくり返されたり、農作物への被害は著しいです。地元でもイノシシが入ってこないように策を川沿いに設けることで対策を施しているようですが、逆に入ったイノシシが出ていけない。といった問題も。休耕地が増え、やがて竹に覆われ、イノシシと人のテリトリーがより一層近くなっていることに原因があるように感じます。

那珂川流域に暮らす仲間でもありますが、様々な問題もあるのが事実です。

栃木県では捕獲されたイノシシはの一部は食肉加工場で加工され、食用として流通しているようです。

ぜひとも、那珂川とこの流域には切っても切れない縁のあるイノシシをなんとか釣りに取り入れたい。
だってイノシシも那珂川を渡りますし、生活圏を共有する仲間でもありますから。

・・・・

「牙」

専門家の方からお話を伺うと、牙から推定するに約128週・・・・2歳半~3歳。
推定できることがすごい。イノシシの世界も面白そう。

牙はブローチや髪飾り、イヤリングにできますね。
まさに、もののけ姫の「サン」が身に付けてそうなものを作りたい。
野性的なサン…憧れの女性ですから。
那珂川水系原産のサン。

ちなみに僕はアシタカならぬ「トシタカ」ですが、きっと「那珂川水系原産サン」はいるはずですから、プレゼントしなくては。

上の写真は、そのまんま牙ですが、好きな形に加工可能です。
ためしに デザインを考えてみました。
僕が探し求める「那珂川を泳ぐ青き魚」です。

奥に映るのは那珂川水系に棲むというカワネズミ。
出会ったら最期。みなさんもお気をつけて。

・・・・

・・・

・・

「皮」

ランディングネットのリリーサー部分などに使用します。

有害な獣とされているイノシシですが、那珂川水系の恵みとして有効に活用できたらと思うわけです。

狩猟免許……とっちゃおうかな。

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