5月のサクラマス記事から早3カ月経過…
川仕事やクラフトと同じく大切にしているブログに着手できないでいました。
この仕事を始めてからのあれこれを大事に、時間の経過とともに、ほぼ日記のようなイメージで記録しておきたい気持ちでしたので、この3カ月はなんとも苦しい胸のうちでした。
つづっておきたい事柄がたくさんありましたが、すべてはここに書き記す時間も今はありません。
ただ色々とワクワクなことがたくさんあって、お客様、友人、家族、作り手の方や職人さん、先輩方、様々な方々にいただいた…
「元気玉」
それが僕の栄養となって今いきています。
昼間は川、夜も川…あるいは昼間はクラフト、夜は川…
そんな昼夜活発化している時期だからこそ、たくさんの栄養を必要としますし、自分を挿し芽して人員を増やすことは不可能ですので、この正念場を乗り切るにはやはり栄養が必要で…
そこはやはり元気玉が必要なのです。
この元気玉があれば、きっといい仕事ができるはず。
アイデアもいろいろと生まれてきますし、形にする活力も芽生える。
そしてなにより、たのしい。
自然と不安な気持ちというのは…どこかへいってしまいます。
そして会社で働いていたときのあたりまえは、もはや、あたりまえではないこと、錯覚とは言い過ぎかもしれませんが、どこか違っていたように実感することも増えてきました。
ここからきっと自分の再構築なのかなと…思います。
暮らしの道具
職人さんが手掛けた刃物を手にしてから、ぐっと自分の作りたいものへのアプローチができるようになりました。
身近な自然素材で、どこかで買ったものではなく、自分で仕立てた木材や竹、紐…などなど、自然に溶け込むものづくりを軸に、自分が欲しいもの、身近な家族や友人が使ってくれたらうれしいもの、勝手に使い手を脳裏に据えて、妄想を膨らませて、アイデアを練る、そして彫る…そんなことがとても心地よいです…最近の傾向です。
職人さんの刃物があって初めて、僕は作りたいものを作ることができて、そして使い手の方に喜んでもらえるようなものづくりに、少しづつ近づくことができ始めている…そんな気がしています。
素晴らしい刃物という道具を手にしてから、僕はいつしか誰かの道具を作りはじめている…
だいたい、何に使うのかわからないような、そんな道具ばかりが生まれてきている状態ではありますが、とにかくたのしいし、うれしいし、刃物を握っていること自体がそもそもたのしい。
刃物というもの、切れ味というものにも目覚めてきているのかもしれません。
ほぼ草刈りをしない、手伝わない僕ですが、じっちばっぱの鎌を研いでから草を刈ってみたくなり…
草刈りというものを覚えました。
草刈り機は苦手ですので、これからは元気玉があるうちは、鎌で切れ味を楽しみながら、草をかりたいと思っているところです。
魚たち
那珂川の鮎ですが、随分と大きくなりました。
ただあいにくここ栃木県下流地区はどうも例年どおり…おもわしくありません。
8月上旬にわずか数日間のいい日があったのみで…そのあとは大きな出水もなく、中途半端な雷による濁りと水温低下で石はあっというまに曇りだし…青ノロがはびこるように…
今年のここいらは例年より2週間ほど早くに鮎の大きいのが降りだしています。
8月上旬の出水で一気に魚が減りました。
これがどのような意味を表しているのか。
あと2カ月もすれば本格的な鮎の産卵シーズン。
遡上時期の様子にしてはあまり鮎はいないような感じがしていますので、今後の動向を注視しつつ、漁獲時期の縮小なども検討したいと思います。
久々の文字書きで少々迷走していますが、引き続きRiverline ブログよろしくお願いいたします。
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