きらり
っとひかる鮎
瀬肩にかたまって朝から必死でなめてます。
もうそんな時期かと、早いなと…
またしても追いつけない春です。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5459-1024x683.jpg)
遡上することをやめ、ここにとどまることを選んだ鮎たち。
他の者たちとの違いを認識している…自己認識。
確かな個、己を持っている。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5465-1024x683.jpg)
随分と大きく成長しました。
ハミアトがでかいでかい、いやでもワクワクしちゃいます。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5471-1024x683.jpg)
秋から不定期利用だったここも鵜たちがすっかり鎮座。
先週から一気に竹が白化。写真に写る範囲でざっと230羽ほど。
鵜な季節到来でワクワク、ドキドキです。
今年はなんとか手中におさめたい。
それにしても溜糞はカラフル。
渋色なナイスカラー。
明らかに分かっていてやっている…
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5472-1024x683.jpg)
銀杏?
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5473-1024x683.jpg)
いったい何者なのか…
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5476-1024x683.jpg)
イワツバメ。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5484-1024x683.jpg)
しかし川が排水路。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5485-1024x683.jpg)
これではのぼってくるものも来づらい。
魚たちの加入の無さは昨年から感じているところ…
それなりの増水があっても回復しなかっらのだから、あとどのくらいかかるだろうか…
川は着実に死んでいく。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5504-1024x683.jpg)
目に見える世界と、顕微鏡を通してみるマクロな世界と。
今年は両方を見たいなと思っています。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5507-1024x683.jpg)
研究というと大げさですが、川の魚たちと関わる中、知りたいこともたくさんで…
想像で終わらすのもいいけれど、やはり可能な限りは突き詰めたい。
昨年11月中旬の衝撃的なゆらゆら帯での鮎の産卵。
その時の鮎たちはいったいいつごろ生まれたのか。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5408-コピー-1024x683.jpg)
ずっっと気になっていていよいよ調べてみることにしました。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5425-コピー-1024x683.jpg)
本当は海にどれくらいいたのか、いつ川に遡上をはじめたのかも知りたいけど、そこまでは今はなかなか難しい。
でも日輪解析なら十分に可能。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5422-コピー-1024x683.jpg)
鮎の耳石。
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5500-1024x683.jpg)
イイ感じに観察できます。
まだ検証中ですのでカウント可能かどうかはこれからですが、ざっと280本ほどありそうです。
11月中旬で9cmと超小型な鮎でしたが逆算すると1月下旬あたりが孵化日?
1月上旬か12月下旬産卵かな?
![](https://riverline-system.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5488-1024x683.jpg)
しかし、そうだったとして、孵化してから9カ月もの間、いったいどこで何をしていたのか。
最初の数カ月は海で、例えば6月に6cmと小型で川へ遡上してきたとすれば、11月の産卵までわずか3cmしか成長していない?
5カ月で3cmって…。
1カ月かかって6mm成長…
想像が…つかない…
20cm台の鮎も数匹あるので、こちらも解析したいところですが、やはり産卵まで成長した個体の耳石は黒ずみもあって、そう簡単にはカウントできなさそう。
研磨の仕方もすこしかえないといけないかもしれません。
…と、またしても手を広げてしまった形となりました…
鮎が解禁したら孵化日組成調べてみたいです。
秋の個体よりは解析しやすいかと思います。
まずは秋の個体をなんとか読みたいところ。
時間をみてコツコツと解析していけたらと思っています。
また一段とたのしくなってきた!!
この記事へのコメントはありません。