THE OTHERS

コイの恋の季節-アユサケ追うコクチバス軍団現る

4月下旬、連日ポカポカ陽気。

茨城県那珂川の小場江堰はゲートが立って堰上流域が湛水化。
道の駅かつらのところの橋の上流部あたりまで水位が上昇していた。
超渇水の那珂川なので湛水されたことで河川敷にあったタイヤ痕が水の底に沈み、まるでアユの帯状の群れのようにも見えた。

小場江堰が立って、いよいよ農業用水の取水が本格化する。
これからさらに水が減るだろう。

右岸の魚道。剥離流ができて遡上しずらそう。
ジャンプして流れに乗って遡上しないと隔壁の越流部を越えられない。潜孔からも遡上は可能のようだ。

画像ではわかりずらいが最下段は落差が大きい。

左岸の魚道のほうが構造的にも遡上しやすかったように記憶しているが、水の流れ方や強さからみて右岸を遡上魚は選択しそうな感じに思えた。

魚道内には降河中のサケ稚魚や遡上アユの姿があった。

流れ込みの下にたまっている個体はみんな下流側を向いて泳いでいるのがわかる。落ち込みは流れがグルグル回っているためだ。流れ落ちる水が隔壁を剥離せずに流れれば、ジャンプする必要はなく、かなり遡上しやすくなるのだろう。

アユかな~サケ稚魚かな~。魚道最上段から流れ落ちる魚。
最上段にはコクチバスたちが待ち構えている。それに追われている。

動画でどうぞ!!

魚道最上段にいたコクチバスの群れ。10尾以上いる。
一番大きな個体はコイ。

動画でどうぞ!!

なんとか魚道をのぼってきて、いっちばん疲れているタイミングでコクチバスの群れに出会う。そりゃ食べられちゃう。とっても暮らしずらい。
遡上を遅らせる原因にもなっているだろうなぁ。

コクチバス増殖中・・・・



やっとコイの恋の話。

堰の湛水域ではコイが産卵中。
かなりの数のコイが集まっていた。
水が溜まって陸生の植物がとっておきの産卵基質になっている。

コイって日本在来のものは琵琶湖の深いところにしかいないとか!?那珂川のコイは移入種なのかな。外来種っていうのかな。
だとすれば、コクチバスと一緒!?

コイはいてもいいけど、コクチバスはダメ。線引きが難しい。

こういうの、魚の世界では多い。アユやサクラマスだってそうだよな~。

色々と考えさせられる春の那珂川。

そしてそこに暮らす生き物の数だけドラマがある。

今週は雨が降る予報。
今日も雨乞いしたからきっと那珂川も潤うことでしょう。

・・・・

早くサクラマスの記事書かなきゃ。

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コメント

    • さぼ
    • 2019年 4月 26日

    私はほぼ全てのルアーフィッシングを病的なまでにやっています。その中には本流の桜鱒から川でのスモールマウスも含まれます。
    思うにこの外来種問題は答えの無い問題だと思います。人の手で放流されたものは例え在来種でも国内外来種となり、本来地域によって形態に差異が現れる種類にとって遺伝子レベルで多様性に影響を与えます。
    個人的には、昔と比べてではなく、今現在その水域が安定の状態にあるか、そして侵入を許していない地域には絶対に広め無いと言う事だと思います。
    雑誌釣り人の記事に池の水は全部抜くなというものがあります。非常に興味深いものですので機会があれば是非ご覧ください。
    駄文失礼致します。

      • River4129
      • 2019年 4月 30日

      さぼさん

      コメントありがとうございました。
      外来種問題。おすすめいただいた記事読みました。
      これまでずっと、そして毎度感じていた疑問というか矛盾というか、違和感について書かれていました。
      本来あるべき自然って?復元目標っていつの時点?本当に外来種?などなど。

      記事にはありませんでしたが、
      特に川のコクチバス、これについては取り除く行為はやめてはいけないと私は思っています。
      答えは無いのかもしれませんが、外来種問題についてこれからもず~っと考えていきたいと思います。

      おすすめいただいた記事、リンクします。
      つり人 ONLINE> 釣り場を守る環境レポート> 池田清彦先生に聞く外来種問題の現在 :前編

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