大量遡上の那珂川。
解禁頃はよかったようですが、6~7月は長梅雨で水が高い状況が続き、アカつきもいまいち・・・。
おまけに、台風19号の影響で河床はザクザク。昨年までの増水とアカの飛び具合の感覚のままで河床状態を予想してしまうと、意外とアカがついてない。って感じな那珂川2020下流域。
河川内でも河床の石色が白~黄色と青ノロ茶色の部分が流れの筋にそってすみ分けています。
黄色っぽい石周りを釣っても、白い鮎か小サイズの鮎のみ。アカつきはじめの石はダメ。むしろ、青ノロがあるな場所のほうが鮎が掛かる。
もう8月。今年も下流域はダメか~的な感じが漂ってます。
もう何年目です?こんな状況は。
陸バミはすごいんですけどね。
でも・・・、鮎が流れてる。
高水温でエドワジエラ症!?の感じも・・・。
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自分を取り戻すための2020
さすがに鮎が釣れないのでは上流に遠征せざるを得ない。
ということで烏山や那珂川町あたりにも足を運び、サクラマスのポイントに良いかな~なんて思っていた瀬(以下、ポイント名「独壇場」と表記)でここ2年程は竿を出すこととなっています。
ただ、毎度釣れるわけでもなく、時間の制約やトラブル・・・不運続きで数が伸びない。
つまりは、「Heta-kuso」ということ。
一応、自分自身を否定し続けるのも辛いので、「スランプ」という表現を自身では使っており、かつての「自分を取り戻すための2020」とうようなカッコつけたスローガンのもと友釣っています。
独壇場はロストワールド
2020年8月中旬、「独壇場」にて竿を出したときのこと。
久々に、那珂川本流の鮎のアタリを堪能しました。
サイズが良くて数はないけど重さはある。
自分を取り戻している最中の僕には十分な午前中の内容。
午後は人があまりやってない筋に入って、まあまあかけたんです。
でもなぜか増えない。
掛けても掛けても・・・・捕れない。
鼻カンまわり08フロロが鼻カン下から毎回なくなるんですね。
7~8尾はこの現象でロストしたと思います。こんな経験は今までほとんどありませんでした。
なんかやだな~やだな~
不運はどっと押し寄せるんですね。
鮎が増えない、囮変わらない、当然の悪循環ですが、さらにトドメをさしてくるのが那珂川です。
「なんかやだな~やだな~」と理由もなく嫌~な感じの中、囮を泳がしていると本当に来るんですね。
目印をずっしりと抑え込むような鈍~いアタリが。
ずし~んと。当然のされました。
だって・・・
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イノシシ
ですもの。
泳いできたんじゃありません。
岸を歩いていたんじゃありません。
流れてきたんです。
毛むくじゃらの茶色の体で。死体が。
そして僕の仕掛けものともかっさらっていったんです。
上流から流れてくるゴミは常々気にかけていたんですが、この時ばかりは不意を突かれたというか・・・・。
完全にロストワールドにいることを忘れていました。
家に帰ってから、あれは本当にイノシシだったのか?いやいやゴミでしょう?
自問自答すること3回。
いいえ、僕の目にはイノシシにしか見えませんでした。の結論に達したので、同行した友人にも遅ればせながら報告。
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おそるべし那珂川。
那珂川水系産イノシシ。
今度こそは釣ってやる。
そして、里山おしゃらグッズにしてやるからな。
そう思いつつ・・・。
鼻カンまわりの糸の補強と仕掛けの見直しをして、次回の釣行に備えたのでした。
次回リベンジです。
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