HANDMADE WORKS

那珂川水系原産ランディングネット「VINE」~竹鱗フレーム~

那珂川水系原産材を使用したランディングネットたち。
下の写真のネットは、すべて竹フレーム。ハンドルはもちろん流木。
少しづつですが、整えながら進めています。

僕が那珂川原産の流木を使う理由は「ハンドメイド生態」で触れたとおり。
石は割って、木は切って、そして削ってはじめて見えてくるものがある。そこが後を引くというか、やめられない。

こちらは「UNEATEN」。
「ウネーチ」と呼びます。内径縦が45cmくらいあります。
このあとの凸レーションについては、あとで「 UNEATEN 」の記事で紹介したいと思います。

流木の形を活かしたデザインも良いですが、削って木目を出すのもまた良いです。歪が何とも言えません。

こちらは「MUD-UNEATEN」。「マッドウネーチ」。
ウネウネしてるからウネーチです。さっきのもそうです。

さ~いよいよ。

・・・

・・

ランディングネット「VINE」

内径もわりと大きめで45cm近くあります。

流木の歪、模様、欠け。何とも言えないです。
どう凸レーションしようか。どんどんアイデアがわいてきます。

・・

竹鱗

フレームはもちろん竹ですが、今回はあえて手を加えました。
手を加えない竹そのものの表面の味も良いのですが、これはこれで。

命名「竹鱗」。「ちくりん」です。
字のとおり、竹の表面に鱗模様を施しました。

なかなか、きれい。
これから多用しそうです。

今回はここまで。
今後も随時、進捗状況をアップしていきます。

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コメント

    • 皆川 勇
    • 2019年 12月 15日 8:31pm

    素材ありきでデザインされた物にはとても愛着が湧きますよね。
    実用的なものには必要ない雰囲気が自然とあると思います。
    ノートパソコンのmacbookAirとかアルミの削りだしが
    なんとも言えず愛着が湧きます。

      • River4129
      • 2019年 12月 15日 11:55pm

      実は失敗から生まれたデザインです。
      規則的なようでそうでもなく、ランダムだけれど、決してぐちゃぐちゃでもない。
      そんな感じがとても好きです。

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