お盆前のトライ。
夏の暑さにやられては…暴飲暴食の日々。
胃腸の調子がすこぶる悪く、緑化した排泄物をだすこと数日間。
緑化の要因には、青汁、ツルムラサキ、モロヘイヤなどもあったかと思われますが、弱っているのは事実。
食欲はありますが、さわやかに食べたい。
そんな状態でした。
と、思いついたら即実行。
河童様と釣ったオイカワ、カワムツがあるじゃないか。
早速素焼きして、父が育てたお米にON。
もちろん、お茶は…
今年、家にあるお茶の新芽を摘んで仕上げたお茶。
昨年は、飲む寸前、最後の最後に植木鉢に落として全損…味わえず。
でしたので、今年は気合いを入れて少量ですが仕込んでいました。
最高の味。
オイカワ…うまい。
カワムツ…うまい。
オイカワとカワムツ、やはり味も異なります。
いずれも美味。
茶の味も甘みがとにかく強い。
味付けは、塩のみ。
オオバとの相性も抜群。
海苔を入れてみると…これはなくてもいい感じ。ですが相性よし。
「Zacco茶漬」…
いや、両種とも今はZaccoではないので…
「旧Zacco茶漬」
たいへん美味でした。
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そして、続けてもちろんのこと。
「Ayu茶漬」へ
塩焼きした鮎を自家製の那珂川流域素材にON。
海苔ものせてみましたが、なくてもいい感じ。相性は抜群ですが。
オオバとお茶と鮎。
塩焼きした鮎の塩加減と脂と内臓とがお茶と米の甘みにマッチング。
頭からもいい味がでている…
そして、皮と身のバランス、そこのところの脂のジューシーさ。
この黄金の脂が鮎の脂。
鮎油(あ~ゆ)
鮎油だけ抽出できないかな~。
100ml作るのに、いったい何匹分いるんだろう。
感動的な味。
さわやかな香り。
夏にマッチしすぎて、食べすぎました。
こういう食事こそ、活力になりますし、
ここで生きていくなら、こういう那珂川流域のエネルギーを凝集させた飯を食らわなければ!!
そう思いました。
その季節、その季節にあった食材をうまく組み合わせることはとっても大事なことですね。
そして、これまで言われている一般的な川魚への味の感想、イメージ、旬。
大きすぎると大味だ、あまりおいしくない、皮がゴム、泥くさい…などなど。
鰻や鮎や鯰や旧Zaccoたち…色々ないわれがありますが…全然違うじゃん…それが今のところの感覚。
こういった流れる情報に引っ張られずに、先入観を捨てて、自分で色々と経験し試しながら共有し、自分が、そして自分たちが感じた川魚の魅力やおいしさをダイレクトに表現して、発信していきたいなと思います。
まだまだ試したい食べ方もありますし、昔は食べていたけど今は食べなくなった魚などなど、食べてみたい魚もたくさんいます。
魚の外見的な美しさや、命の営みのから感じられる尊さ、儚さ。
こういった側面も合わせ伝えながら、時間を掛けて、ゆっくりと構築していきたいです。
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