HANDMADE WORKS

蜻蛉灰と藻屑灰

久野陶園の窯焚きに応募しようと準備をはじめたのが展示会終了後の11月下旬。

ちなみに募集期間延期されてますので、皆さんもぜひ!!

昔、笠間の陶芸の丘で入手した耐熱粘土。
それに那珂川の川粘土をブレンドして成形した盌。

「盌」この”わん”の漢字がかっこいいな~としみじみ。

そのほか、水晶泥人や泥器なのども庭の粘土や川粘土で製作し、素焼き。

盌はイイ感じに焼けました。

形は時間の経過とともにどんどん納得いかなくなってきてはいますが…ひとまず。

中は月のようで。

よくみたらうっすらヒビはいってます・・・・あ、、、

でも川藻釉薬をかけてすでに窯焚きエントリー済み…。

カワシオグサの釉薬が隙間に浸透してくれるであろうことを…願うばかり。

やはり再度作品を窯焚きに応募したい。

で、かねてから温めてきたオオシロカゲロウたち。
以前取材いただいたダイワコラムで登場したカゲロウたち(Vol.09 川と釣りと好きなものと 後編)がついに。

オレンジはたまご。
5年ほど前だったか、大量羽化で飛び立って橋の電気に大量に集まって道路に伏せていたこの子達を…
人目を避けて霧の濃い朝のうちに手で無心にかき集めたこの子達を…

ついに。

ついに…
焼いた。

こんがりと。

真っ黒に。

焼いたのでした。

そして合わせてこの子達も。

もんちっちなモクズガニの腕毛と剛腕。

焼いて…

焼いて…

焼き倒して…

砕いて…

乳鉢ですって…

粉に…

早速素焼きのカケラにのせてみる。

左が藻屑灰、右が蜻蛉灰。

またしても久野陶園のいとうさんに無茶をお願いしまして釉薬試験へ。

さ~どうなる。

びしっとぞっと前のページ

那珂川藻盌に混める次のページ

ピックアップ記事

  1. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息するサクラマスの生活史

  2. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息する戻りヤマメについて

  3. 【速報】那珂川天然遡上アユ初確認!!

関連記事

  1. ACCESSORY

    玉に集まる思出鱒と耳石鱒「改」

    鱒ブローチ各種、前回の記事。思出鱒の黒鱒化と耳石鱒。…

  2. HANDMADE WORKS

    その境界線

    流域の泥師、泥蜂融越先生のこつぼも…。小花器も…。…

  3. HANDMADE WORKS

    ご縁というのはほんとに

    やはり産んでましたね…気候変動のあれやこれやあります…

  4. HANDMADE WORKS

    那珂川の川藻釉薬開発

    6年ほど前から構想を練って温めてきた釉薬開発。久野陶園での展…

  5. ACCESSORY

    【想像の那珂鱒】~那珂川の流木鱒~

    こんなサクラマスを死ぬまでに釣ってみたい…そういうイ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
LATEST ARTICLES
  1. AYU

    鮎の泉、伏流水でのひと時
  2. AYU

    アユは夏にも遡上する
  3. HANDMADE WORKS

    ♪Some 染め~♪那珂川流域産ランディングネット
  4. AYU

    もう十分、鮎見守る勇気
  5. AYU

    春のカワウはおそろしい
PAGE TOP