AYU

鮎を迎えにいこう

すべての始まりは3年前。
自分がやりたいことを書き出して、なんとなく具体的な数字をのせる。

そしていつどこでどんなことをするのか。

書いたうちのほとんどは魚に関すること。

今のいままで、ずっとやめてないことといえば、それは魚であって、そのときのやりたいことの一つが、那珂川の鮎の生活史の一部を生でみること。とらえること。映像にうつすこと。でした。

具体的には、陸からみる鮎の姿でもなく、つかまえた鮎でもなく、水の中を泳ぐ「動」の鮎の姿。
頭の中が遡上することでいっぱいになっているであろう鮎の姿、顔つきを見てみたかったのです。

那珂川を栃木県の県北から流れくだり、茨城県の那珂川へと生息地を移したのが3年前。
移動を確たるものとしてとらえさせてくれた言葉。

それが「茨城に鮎を迎えにいこう」でした。
鮎が遡上する3月のことです。

そして、偶然にも出逢った遡上鮎。
偶然でも運命的な出逢いに感じて、より一層那珂川に引き付けられた出来事でした。

まさに、すべてはここから始まった、そう思います。

僕にとっては強烈な出逢いから、毎年恒例の観測となった遡上鮎調査。
4年目の2022年もなんとか出逢うことができたのでした。

1匹でしたが、とても大きいなという印象を持ちました。

そして、2月28日に茨城県那珂西での観測以降、場所を栃木県との県境に移して遡上を待つことに。

気温も温かい日が続き、絶好の遡上日和。

茨城からの距離をもとに遡上到達時期を予想すると3月10日前後。
虫が多く舞い、一気に生命感が高まった那珂川。

日中の温かな時間帯には瀬肩のチャラで小さな群れがキラッキラッっと体をはじかせながら移動する姿もあり、小さな団子状でわずかな窪みをつたい流れる水道を見つけながら遡上しているようでした。
天然鮎の遡上というのは、僕らが想像するよりもずっと早くあって、その鮎たちの存在は那珂川の鮎の個性のひとつとしてとても重要なのでしょう。

瀬尻の淵への流れ込みに仕掛けたカメラには魚すらうつっていませんでしたが、そんな鮎たちをいつかはとらえてみたいなと思いました。2月に映った鮎はとても大きかったですし、その子たちがここ栃木に到達する頃にはもっと大きいはず。

今頃、上へ上へと無心に遡上しているはずです。

今週は遡上鮎をおって、カワウたちもやってまいりました。
それなりの数が遡上してきていると思われます。

毎年思うのは、サギの察知能力の速さ。
なんかサギがたたずんでるな~目立ちだしたな~なんて頃には鮎はすでにいます。
サギが先でそれを習うようにカワウ…なんじゃないかな、なんて思ったりしてます。

鮎意外にもオイカワやウグイもいますし、一概には言えませんが、鳥たちが魚の居場所や量を教えてくれるのは間違いないと思います。

しかし、毎年この時期になると一気に増えるカワウさん。
どこからきているのでしょうか。

お隣鬼怒川のカワウはどうやら千葉からきているようです。
GPSをつけた調査で分かったことの様です。

ここ那珂川、それも御前山ダムのカワウはどこから来るのでしょうか。
今年もカワウはダムを拠点に遡上鮎を狙うと思われます。
毎年同じようなことが繰り返されるのは、年上の川鵜がこの経験を次世代に継承しているから。
そして、年中いるダムの川鵜がよその地域の川鵜と連絡を取り合ってここへ呼んでいるから!?

GPS調査してみたいな~。興味が沸きます。
ここを繁殖地とされないためにも、状況把握必要ですね。

とにかく川に身をおきましょう。

さ~今年は帯状の群れ、鮎の躍動感、生命感を水中からお伝え出来たらいいなと思ってます。
今週末はあいにくの天気ですので来週以降かな。
できれば念願のドローンでも。

いやしかし、やっとの増水。
雨だったり雪だったり。ありがたや~ですが、あまりにも渇水でしたね。

ほんと詰まってます。
いまも増えたとはいえ、ノロぐされのような岸際多いです。
そんな渇水の時、

水際の石がやたらとひっくり返されている。
ヒトが虫取り?
いやなんだか変だ・・・・

足跡をさがして納得。
イノシシ。

川原に餌をたべに来ているようです。

ほんと山には餌が少ないのかな?
さて、何をたべているのか。

虫だと思いますが、もしや…

ズーミミか?

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