FISHES

細なサイの彩~那珂川マハシール~

極めてマニアックな…
サイの写真集…
誰が見るんでしょうか…少しだけご紹介。

きれいなメスのサイです。
銀鱗。鰭は長くて黒い。ギンザメのようです。
眼も美しい。虹色に輝きます。
ジュラ紀をも見据えたまなざし。
アイシャドーは白紫。
とにかくきれいなアイシャドー。
眼の後方には金ラメ。
鰓蓋下は虹色の輝きを放つ虹メタリック。体内光も素晴らしい。
腹側の鱗は不揃い。体表の白と鱗の銀がナイスバランスで輝きます。
これは真珠のパールにも匹敵する美しさではないでしょうか。
鱗に刻まれる輪も見えます。
背側の鱗には金ラメ。
見る角度で光る金ラメです。確か高原川の虹鱒にもこんな金ラメが入る個体がいたような。
一鱗。黒、藍、紫、白、銀、金、黄、桃色……色とりどり。
腹鰭付け根のこれは鰭の名残でしたっけか?なんでしたっけ?鱒にもありますよね。
腹鰭は黒ベースですが朱が入っていてきれいです。
この角度も美しい。グラデーションがなんともいえない。鰭の先のほうは透明白で噛んだナタデココのよう。
尾鰭。すじ。わお。
パフパフ聞こえてきそうな口元。鰓のところには側線孔?センサーがあります。知りませんでした。
柔らかそうな乳白桃色の唇。つやっつや。
オスのざらざら。
吻の先までざらざら。
ざらっざらなE5系。底にへばりつく生活には適したフォルム。洗練されてます。
オスの腹鰭裏。付け根から放射状に白パール。
表は鮮やか。
鰭の先までざらっざら。グッときた一枚。

よ~く観察すると知らないことばかりです。
どんな機能があるのか、何のためなのか。
調べはしませんが想像だけして…胸にしまい込みます。

以上です。

サイがみたセカイ~ジュラ紀と現代~前のページ

那珂川アユ解禁2020~大量遡上天然アユで満たされる川~次のページ

ピックアップ記事

  1. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息するサクラマスの生活史
  2. 【速報】那珂川天然遡上アユ初確認!!
  3. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息する戻りヤマメについて

関連記事

  1. AYU

    青ノロの有効活用を考える…前に…

    那珂川水系で猛威をふるっている青ノロ。正式名「カワシオグサ」。…

  2. FISHES

    スゴい…もうロコ

    秋の那珂川水系。御前山ダムの紅葉。そしてカワウのねぐら。いますね~魚…

  3. ACCESSORY

    【Bambrooch】中禅寺湖レイクトラウト四天王降臨

    那珂川水系産の竹でつくる鬼怒川水系中禅寺湖の魚たち。レイクトラウトの…

  4. FISHES

    【那珂川水系産BambooRure】~トップウォーター竹リップクランクからの…~

    かれこれ20年以上…いや、25年近く前の話になります。過去に…

  5. AYU

    夕暮れの那珂川にのまれる鮎

    2020年、秋の那珂川では鮎が産卵しておりました。夕暮れの那珂川の…モ…

  6. AYU

    雨と鵜と…いま

    5月下旬のこと。僕の観察の眼差しは鮎から鵜へ。那珂川の鵜。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

LATEST ARTICLES

  1. LIFE

    彫る・撮る・漁る日々
  2. HANDMADE WORKS

    じるいじる季節かんじる(まえおき)
  3. HANDMADE WORKS

    ランディングネット 草木泥染め
  4. AYU

    遡上鮎はマルタウグイを越えて
  5. AYU

    陸バミとカワウが教えてくれること
PAGE TOP