2022年という日をかつての自分は想像できたのだろうか…。
子どもの頃の2020年代というのははそれはそれは遠い未来のことのようなイメージ。
銀色に輝く金属製の乗り物で空を移動しているようなそんな世界を想像していました。
少し振り返れば、色々なことがあって、今もなんでこうしているのかも、不思議に思うことがあります。
色々なことに取り組んではダメになる…
いや、その取り組みは誰かのためにしていたものであって、本当に心から自分がしたかったことではなく、周りからみた自分を想像してチャレンジしたり挑戦したり、成功というようなものを得ようとしたり。
他者の評価が欲しくてなのか、自分の存在意義を自分で証明するために無理くりやってきた活動というか…。
アリジゴクの巣に引き込まれて出られなくなったアリ。しかもずっと食われそうで食われない状態。
これは苦しいです。
小さな頃にみた怖い夢。
すり鉢状の大きな採石場のような、まるでアリジゴクの巣のような場所に大きなダンプがグルグル走っていて何かを底から運んでいる。その底には大きな天秤があって、自分と1円玉がはかりにかけられいる。
ものすごく怖いのです。
うなされて夜に起きる。怖い夢はいつもこの夢。
同じ夢なのです。
今でも何を意味していたのかはよくはわかりませんが、小さいながら他者からの評価や期待、比較を気にしていたのかなと今感じています。
できなければ弱い。心が弱い。
逃げる、辞めれば待っているのは周囲や世間体を気にした暮らしづらい日々。
・・・
本当にしたいことをし始めて1年。思い立って3年。
少しずつ、意識も変わりつつあります。
36歳です。
立場は変わっても魚のことについて熱く語れる友人。
仕事を辞めて戻った僕に、「またやめちゃったの!!」と、嬉しそうにした友人。
暮らしづらいなんていったらばいけません。
こりゃたのしまないと。
ここ那珂川流域で自分たちにしかできない暮らしを実現するために歩みをすすめます。
彫る、撮る、漁る日々。
2022年も僕たちはきっと楽しいです。
本年もどうぞよろしくお願いします。
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