AYU

カワウ入り浸りが引き起こす~カワ負スパイラル~

カワウ、カワウ、カワウ、、、、。

2019年春、那珂川の遡上アユを襲うカワウをお伝えし、茨城県御前山ダムのカワウのねぐらのことを書いてから半年が経ちました。

ちなみに御前山ダムのカワウをドローンで撮影した映像を載せます。

気になるのは、カワウの首振り確認。大きく飛行中の群れの大多数が右に舵をきる際(左へいったカワウもいた)、1羽のカワウが左を見て、どうしようかな~左いく?みたいな感じの雰囲気を出しました。この行動って面白くない?そう感じたのは僕だけでしょうか。なんか、周りに合わせたくない気持ちもあるけど、結局合わせた・・・的なようにも見えるし・・・きっと群れの右側にいたから左へは行きたくても行けなかったのかもしれませんね。どんな意味があるのか気になります。

しかし、非常に残念なことに、秋時点のカワウ・・・・・
増えた気がします。
というより、夏時点でそう感じていました。

2019年11月中旬のカワウの映像です。

2019年、アユの解禁当初からカワウの襲来でアユが全然いない状態が続き、ここら辺はアユ釣りしても全く釣れない状況でした。シーズン通してカワウが入り浸りでした。

カワウ入り浸り→アユいなくなる→青ノロはえる→釣れない→釣り人こない→カワウ入り浸り→アユいなくなる・・・・・・

このカワ負スパイラルがドンピシャではまった那珂川下流域・・・2019年でした。

もちろん、ほかにも釣れない要因はありましたが、カワウの影響はとびきり大きかったと・・・そう振り返るわけです。

さぁ~、シーズンもいよいよ終わり、来年が楽しみです!?
・・・いやいや、心配です!!
でも・・・
川の流れは大きく変わったところも多く、那珂川上流はわりと好きな流れになっていました。見慣れた流れが変わったことで、ただただ新鮮で、いい感じに思えただけかもしれません。どうせ、なんだかんだ言って、いつも釣れない僕ですから。

しかし、カワウにはかなわない、、、なんとかしたいけど、何もできない自分がいます。カワウより先に川に立つのは困難。お金もなければ時間もないですし、カワウとじっくり対峙することができませぬ。
釣りがてら、こうしてレポートしたり、川を見にいくぐらいしかできませぬ。
カワウパトロールのお仕事でもあればやるのにな~。

那珂川とサンコウチョウ~2019前のページ

凹に凸るのが僕のランディングネットなり次のページ

ピックアップ記事

  1. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息する戻りヤマメについて

  2. 【魚類妄想生態学】那珂川に生息するサクラマスの生活史

  3. 【速報】那珂川天然遡上アユ初確認!!

関連記事

  1. AYU

    台風19号が那珂川水系に運んできた「ふっかふかなお布団」~アユとシロザケの産卵床~

    時季外れに咲くハナカイドウ。秋深まる中、台風19号が過ぎ去っ…

  2. AYU

    那珂川における青ノロの遡上生態

    GWまではイイ感じの川底だった那珂川…各所に溜められ温水となった水が…

  3. AYU

    熟む産む埋む~那珂川本流の鮎の産卵~

    トンビがびっくりするほど飛んでいた那珂川下流域。何だろうか?サケでも…

  4. FISHES

    野兎のチャレンジ

    野兎です。まさかの2023年になりました。随分と生きました37歳。…

  5. FISHES

    僕らの…それは誰かの

    秋のことになりますが、茨城の鮎の産卵場を覗きにいってみました。遅い時…

  6. FISHES

    【開幕】那珂川サクラマス2022

    イッチニ~サシバの鳴き声があちこちで。サシバがたくさ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. HANDMADE WORKS

    【SUISAI】那珂川水系産ランディングネット
  2. ACCESSORY

    ブラックマス~那珂川の流木鱒~
  3. NATURE

    那珂川水系産ニホンミツバチ 蜂蜜
  4. FISHES

    モクズガニの藻彩な腕毛針
  5. AYU

    【那珂川めし】干す焼く茶漬る…そして煮る
PAGE TOP